第46回日本超音波検査学会学術集会にてYIA優秀賞受賞!

2021年5月8~9日にWEB開催された第46回日本超音波検査学会学術集会において、中央検査部 木下ゆい技師がYoung Investigator’s Award部門の優秀賞を受賞しました。
(演題名:Apical LS indexは非典型心アミロイドーシスの診断に有用である)
熊本大学循環器内科では、トランスサイレチン型心アミロイドーシスの診断に有効なピロリン酸心筋シンチ検査が陽性となる患者を効果的にスクリーニングするため”Kumamoto Criteria”を作成し、その診断に役立てています。しかしながらKumamoto Criteria 低スコア群 (0-1点) にも一定数の心アミロイドーシス症例が存在することが問題となっておりました。今回の発表は、心臓超音波検査の2D speckle tracking法を利用し”Relative apical longitudinal strain index”が、このKumamoto Criteria低スコア群から心アミロイドーシス症例を抽出する際、有用であることを明らかにしたものです。
熊本大学では、循環器内科医師が指導の上、生理検査技師も積極的に学会活動や論文の執筆を行っております。